育児も仕事も助け合いながら
柔軟な働き方で広がる充実の毎日。

PROFILE

Hさん

2016年入社

埼玉県出身。高校を卒業後、Webマーケティング会社にてECサイトの商品企画などのプランナー職を経て共同通信デジタルへ中途入社。最近の趣味はギターの弾き語りでお子さんと一緒に歌うこと。

ー現在の仕事内容について教えてください。

入社当初はWebディレクターとして働いていましたが、その後異動となり、現在は経営管理部に所属しています。
私はコロナが始まると同時に産休を開始し、コロナが明けたタイミングで復帰をしました。携わる人、ツール、働き方など環境が大きく変わっていて、まるで新しい会社に入社したような感覚で当初はいっぱいいっぱいでしたが、1か月仕事を回してみて流れをつかみ、そこから2～3か月で自分で判断して仕事ができるようになっていったかなと思っています。
今の主な業務は支払い関連で、請求書の処理や売掛金の消込などを担当しております。また、Webディレクター時代の経験を活かし、業務の効率化にも取り組んでいます。一例として、業務マニュアルの整理を行いました。復職時に、業務マニュアルが散在していて「マニュアルを探す」ということに時間がかかっていたので、各業務担当者へヒアリングを行い、最新の情報に更新しまとめることで、情報共有の効率化を図りました。これにより必要な情報に迅速にアクセスできる環境を整えられ、業務がしやすくなったのを実感しています。

ー育児と仕事の両立について、大変だと思うこと、工夫している点などはありますか？

我が家には二人の子どもがいるのですが、それぞれ違う保育園に通っています。そのため、感染症対策には特に気をつかっていて、子どもたちが外から帰ってきたらすぐに足を洗わせたりと、しっかり予防をしています。園で裸足の子どもたちは足から菌を運んでくる、なんて言われていますので。家族みんなで体調管理を意識して、家庭にも仕事にも影響が出ないように気をつけています。
とはいえ、保育園ごとに異なるタイミングで感染症が流行ったりすることも多く、お互いにうつしあって長引いてしまい、やむを得ず3週間ほど在宅で看護しながら業務をしたこともありました。
また時短勤務という働き方は、私自身の意識を変えました。
産休前までは就業時間内に業務が終わらなければ、残業すればよいと思っていましたが、それが今は終わりの時間が絶対的に決まっているので、そこに向けてどう処理していくかを考えるようになりました。朝はまず何をどうやるか、時間をどう割り振っていくかという計画を立ててから仕事をこなしていきます。出社していると本当にあっという間に時間が経ちますね。そういう意味では効率は以前より上がっていると思います。
 

ーママさん社員として、会社の制度、職場のサポートで助かっていることがあれば教えてください。

私は今、9時から16時までの時短勤務を行っていて、週に2～3回は出社し、それ以外は在宅で業務を行っています。
在宅勤務という選択肢があることに、本当に助けられています。
時短勤務とはいえ、出社時間に間に合うよう家を出ようとすると、保育園の開園と同時に預けてもギリギリの状況になります。そのため、出社する日は夫と協力しながら送迎の予定を組んでいますが、在宅勤務の日は通勤時間がない分、一日のスケジュールにゆとりが生まれます。子どもたちをそれぞれの保育園に送り届けた後、始業時間までに家事を済ませられますし、終業後は子どものお迎えと習い事へ連れて行けるなど、柔軟に働きながら育児をすることができています。

また、子どもたちの体調不良で保育園から呼び出しがあることも少なくありません。その際は早退や看護休暇を取ることになりますが、チーム内で業務をしっかり共有できているため、周囲のみなさんにサポートしていただきながら乗り切ることができていると思っています。
 

ー今後の働き方や、同じように働くママ社員に向けてメッセージ等があればお願いします。

今は子どもが小さいので、バリバリ働く、というよりは家族が一番ですね。育児と仕事の両立はやはり大変なので、周りを頼るということも大切です。自分ひとりでどうにかしようと思わず周囲にいる人たちにいろいろ相談することがよいと思います。
もちろんチームの皆さんのサポートあってのことですが、自分がどういう状況にあるのか、家族がどういう働き方をしているのか、各家庭の事情は伝えておかないとわからないことなので、そういったことを普段から共有しておくと、いざという時にも臨機応変に対応することができるようになるかなと思います。これからも家族との時間を大切にしながら社会とつながっていけたら、と思っています。