AIで行うスポーツデータ開発だからこそ、
人にしか出せない価値を追求する。

PROFILE

AIで行うスポーツデータ開発だからこそ、 <br>人にしか出せない価値を追求する。

Iさん

2019年入社

神奈川県横浜市出身。大学卒業後、総合商社とゲーム会社で主に新卒採用やM&A、常務取締役の秘書を経験。趣味は野球とゴルフ。

―共同通信デジタルに入社を決めた出来事や想いは何ですか?

小学生の頃から少年野球チームでプレーしたり、プロ野球観戦をしたりしてきたため、「自分の好きな野球に仕事として関われたら最高だな」という想いがありました。
また、大学では統計学を使用する社会心理学を専攻し、数字の裏にある傾向や心理を読み解くことに面白さを感じていました。大学を卒業し就職した後は新卒採用を担当し説明会や面接を行うだけでなく、大量の応募者データを処理・分析する役割も担っていました。数字を使って「人の流れ」を可視化し改善策などを考える仕事です。新卒採用担当としてエンジニアの採用や教育を行っていく中で、次に自分が向かうべきフィールドを考えたときに自然と浮かんできたのが、「野球 × データ」を扱うエンジニアでした。ちょうど共同通信デジタルでスポーツデータエンジニアの募集があることを知り、自分の興味関心と学んできたことを活かせると思いエントリーしました。
 

―いま主に取り組んでいる開発テーマと、その中で特に力を注いでいる業務はどのようなことでしょうか?

MLB(メジャーリーグ)速報システムのリプレイスをメインに行っています。単なる刷新ではなくAI駆動開発の先駆けとなるようAIエージェントの検討などから進めています。
現在の速報システムは、NPB(日本プロ野球)をベースにしています。MLBでは1日に15試合以上開催されることやピッチクロック導入による試合進行の高速化、さらには細かなルールの違いもあり、今のシステムでは完全には対応し切れていませんでした。それを一からAIを活用しつつ再設計、再開発し、ゆくゆくは運用も含めてAIが大部分をカバーできる体制を実現したいと考えています。将来的にはプログラマーの8~9割が不要になると感じさせられていて、その未来で我々に求められるのは、AIの回答の正誤を判断する力に加えて顧客や営業との対話力、折衝力ではないかと考えています。自分はそういった将来的なプログラマーのあり方も含めて、AI活用の土台を整える側として貢献していきたいと考えています。
 

― 所属するスポーツデータ開発部はどのような雰囲気でしょうか?

風通しがよく、メリハリのあるチームだと思います。毎日定例ミーティングの時間を30分設けていて、リモート勤務であっても相談や雑談を気軽に行えるようにしています。実際、AI駆動開発のきっかけとなったのも定例時のチームメンバーの発言でした。社歴や役職に関係なく自由に発言できる環境があると思います。
また、業務中は各自がプロ意識を持ってサービスを良くするため開発に取り組んでいますが、会社の制度を活用して懇親会を行うと、野球などスポーツの話やゲームの話、お酒の話などで盛り上がっています。先日も野球観戦をしながらの懇親会、ゲームをしながらの懇親会を開催しました。スポーツという共通言語があることで、より良いスポーツデータサービス作りに熱が入り、壁が生まれにくい雰囲気になっていると思います。

― 働き方と休日の過ごし方について教えてください。

基本的にリモートでSlackやGoogle Meetなどで連絡を取っています。自宅にはモニター2台を追加し、昇降式スタンディングデスク、バランスボールなどで自分好みの開発に集中できる環境を整えています。Slackの個人チャンネルや毎日の定例ミーティングもあるので相談やアイデアの共有はすぐにでき、コミュニケーションに困ることはほとんどありません。定時で仕事を終えた日はジム・サウナ・酸素カプセル・インドアゴルフなど、気分と天気に合わせて柔軟にリフレッシュしています。
休みの日にはゴルフ場へ足を運んで初対面の方々と一緒にラウンドしたり、所属する草野球チームの試合や練習に参加したりしています。趣味の時間も確保しながら生活リズムを作っています。

 

―五年後、十年後に実現したい開発目標やキャリアの夢はありますか?

AIに任せられることはすべて任せて、人間にしかできないことに集中し、人間にしか出せないバリューを創出していける文化を醸成したいと考えています。今行っていることの9割をAIに任せ、残りの1割を強化するだけでなく人間の価値を発揮できる領域を2割、3割と拡げていけるようなチーム、環境を作りたいと思っています。
加えて、若手とベテランがバランス良くお互いに学び、高め合える空気感をつくり、多様な価値観や思考をチームの力にしていける組織を目指したいと考えています。

  • TOP
  • 社員紹介
  • AIで行うスポーツデータ開発だからこそ、 人にしか出せない価値を追求する。