所属しているグローバルビジネス部で私が携わっている仕事内容は大きく分けて2つあり、地域創生と海外向けPRです。

具体例を挙げると、地域創生では、地方空港の利用促進を狙い、実際に現地を訪れて取材撮影した記事を、自社が運営するコミュニティサイトに掲載しました。
海外向けPRは、インバウンド誘致のために海外メディアのプレスツアーを企画したり、鳥取の魅力や静岡のお茶の文化を海外に向けて発信する記事やプロモーション動画を制作したりしました。

私自身は、案件のディレクションと制作周りの両方に携わっています。同じ部署に撮影や制作ができるメンバーがいるので、クライアントのヒアリングから制作、発信まで一貫して関わることができるのが、仕事の面白さにもつながっています。

当社の強みは、自社メディアを持っていること。情報発信を行う企業としてクライアントから信頼してご依頼いただけることが多いです。クライアントの要望を聞くだけでは単なる外注業者ですが、そうではなく、対等なパートナーとしてお付き合いができるのは、代理店として非常に強みがあると感じています。クライアントと対等な関係を築けているからこそ、表面的なPRだけでなく、根本のブランディングから一緒に考えていくことができ、突っ込んだ提案もできる。仕事として、すごくやりがいがあります。

その反面、対等な関係で仕事をしているからこそ、打ち合わせなどの場面では、クライアントに対してより丁寧なコミュニケーションが必要になります。社会人6年目、前職では営業をほとんど経験してこなかった私にとっては、これがなかなか難しいこと。先輩方がとても上手なコミュニケーションをされているので、学ぶことが多いです。

共同通信デジタルは、個を大切にし、「個性を生かす」という意識が強い会社だと思います。「あなたは何をしたい？」「あなたはどんな人ですか？」と問われる機会が多く、私も入社後、必然的に自分自身について深く考えるようになりました。

その結果、自分を「制作を通して伝える人」として捉え、資料制作などの細かなことでも、コンセプトや、そこに至った思考回路を明確にしていくことを意識して仕事をするようになりました。これも、当社に入社してから成長したなと思える点です。

現在、手がけている地方創生や海外向けPRは以前からやってみたかった分野なので、とても楽しいです。自分が携わった仕事がWeb上に形が残ることも、仕事のやりがいの1つ。実家に帰省する機会はそう多くはありませんが、家族に「こんな仕事をしたよ」と伝えてリアルタイムに成果物を見てもらえることが嬉しいです。

当社は各人の役割分担が比較的はっきりしており、それぞれの個人の得意分野を活かすことを大事にしているので、自分のやりたいことや得意分野を伸ばしていきたい人にとっては、働きやすい環境だと思います。私自身は、今後も経験を積み、制作で成果を出せるようになりたいと考えています。

これから当社への入社を考えている方は、「こんな分野でキャリアを積みたい」「こんな風に仕事をしたい」という、仕事や働き方について自分なりの「軸」を明確にしたうえで、ぜひチャレンジしてみてください。